
高校から大学まで7年間農業について学んできて、大学で北海道にきたときに、北海道の農業に携わりたいという気持ちが強まり、北海道で就職することを決めました。
                    特に主で学んでいた大豆・小麦に関する知識は、鹿追町でも生産が盛んに行われていることを知り、これまで学んだ知識を生かせると思い入組しました。また、鹿追町農協では日本初のAIを用いた種馬鈴薯工場や日本最大級のコントラクター事業も魅力の
                    一つだと感じています。
                

私は、営農部畜産課に所属しており、現場では主に、子牛の導入や肥育牛の出荷、市場販売業務を、事務所では廃用牛や死亡牛の受付を行っています。子牛の導入では、健康状態や脚、飛節に異常がないか子牛をよく観察し、出荷、市場では体格は良いか、病気に罹っていないか、大きなケガをしていないか、牛の販売価格が必要以上に落ちないよう、緊張感をもって仕事にあたっています。」

事務所は、仕事中はもちろん静かで、集中して事務仕事に取り掛かることができます。
                    仕事でわからないところがあったときは、直属の上司はもちろん、周りの先輩方に聞けば、教えてもらえる環境だと感じています。現場や市場では、経験豊富な先輩方が多く、牛を引っ張る技術や取り回しの仕方、牛を扱う際の心構えなど現場や市場でのいろはを積極的に教えていただけるので、こちらも遠慮なくわからないことについて聞くことができます。
                
市場担当として、初めて市場に行ったときは市場の広さと、牛の多さに圧倒されました。ホクレン新市場は令和7年から本格的に動き始めた市場であり、牛を約1400頭も待機させることができます。開けているので牛がひとたび走り出してしまうと、上手く囲わなければ止まらずに走り去ってしまう場面もときたま見られ、強く印象に残りました。また、町営牧場での採材作業では、採血管に血を入れる手伝いをしましたが、1頭でもずれてしまうと全て採り直しになってしまうため、とても緊張感のある仕事でした。

完全週休二日制なので土日祝日しっかりと休むことができます。私はバイクを所有しているので、休日には然別湖やナイタイ高原などの景勝地に行ったりします。自然も多く、車通りも少ない道が多いので散歩をするだけでも、気分転換になると思います。また、鹿追から札幌まで高速道路を使用すると2時間ほどで行くことができるので、月に1,2度札幌に住んでいる友人がいるので遊びに行ったりしています。
会場への牛の移動、牛の体の洗浄
子牛を哺育センターへ導入補助
本日の業務整理をして帰宅します。